LAND. 2023・750ml(Fattoria AL FIORE)
¥4,000
なら 手数料無料で 月々¥1,330から
Fattoria AL FIOREの立ち上げを支えた若きスタッフ、安藤 陸さん。
彼がワイナリーを卒業し、海外へと羽ばたく記念にと初めて醸造したのが「LAND」。
しかし完成を待たずして急逝。
遺したワインを目黒さんが瓶詰めし、リリースした初回。
その後も、陸さんがスタッフの一員である証として、目黒さんが仕込みを続けています。
2023 年は、生前の仕込みをトリビュートしながらも、年々進化するアルフィオーレ理論を交え、バージョンアップしたオレンジワインに。
2022 ヴィンテージは状態が安定していないため、2023 ヴィンテージからのリリースに至りました。
命日にリリースしたかったそうですが、ワインも陸くんも、なかなかな難しい生き物ということで、このタイミング。
陸さんへの愛を感じる、思いのこもった特別な1本。
冴えた温度でも、ゆっくりと開かせながらでも。
日常にも特別なシーンにも寄り添います。
ぶどう:デラウェア(Budou to Ikiru, Yuichiro Iwase)
アルコール:12.7%
味わい:夕張メロン、生姜、和三盆、リコリス
シーン:夕暮れ時の乾杯や、食後にゆっくり楽しむ
温度帯:10~16°C 幅広い温度で楽しめます
グラス:チューリップ型のグラス
お料理:鮪のタタキ、茄子の甘辛煮、中華料理全般
飲み頃:今~2030 年
飲みきり:抜栓から 1 週間ほど
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2021 年2月 15 日、安藤 陸くんを偲ぶ会で、一部のみなさまにお渡したこのワインは、陸くん
が 2021 年3月に、Fattoria AL FIORE を卒業して、海外でさらなる経験値を積むため、一つの
ステップとして、彼自身だけの手で仕込んだ特別な cuvée でした。
しかしながら、不幸にも突然の病により、年末に倒れ、2021 年1月 11 日に他界いたしました。
募る想いはさまざまありますが、彼の今後や展望を、いつも明るくいろんな人に話していたこと
が、つい昨日のことのようで、本当に残念でなりません。彼の身体から魂は抜けてしまいました
が、どこかできっと、いつものように、笑っていて、私たちを見守ってくれながら、また生まれ
変わって、どこかで会えることを信じています。今までも、そしてこれからも変わらず、アルフ
ィオーレスタッフの一員として、陸くんの LAND は、毎年、私目黒が仕込み続けていきます。
テクニカルについては、毎年私なりにぶどうと陸くんとの対話で、その年のベストで仕込んでい
くものですが、2023 年の仕込みに関しては、彼の生前の仕込みをトリビュートしながらも、
年々進化するアルフィオーレ理論を交えて、よりバージョンアップした仕込みのオレンジデラウ
エアに仕上げております。
2022 ヴィンテージは、なかなか状態が安定していないため、先に 2023 ヴィンテージからのリ
リースに至りました。それはきっと、彼が今ここにいても同じ結果だと思っております。
本来であれば、命日にリリースさせてあげたいのですが、いかんせんワインも陸くんも、なかな
かな難しい生き物でして、リリースのタイミングがずれてしまうことをお許しください。