墾・720ml(寺田本家)
¥11,888
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【より自然に沿って、より手仕事で】
自然発酵の素晴らしさを伝えるべく、自然酒造りを続けてきた『寺田本家』さん。
「自然とは何か」 「発酵とは何だろうか」 と微生物と向き合い考える中で、 自然の美しさに触れるたびに湧きおこるわくわくとした感情。
それは「自然との一体感」 「感動」 「畏敬の念」…
人によって呼び方は違うかもしれませんが、豊かな恵みを与えてくれる自然への感謝と報恩を胸に 「自然酒の奥深い世界へ、さらに分け入ろう」と思うようになっていったそうです。
そして、より自然に沿って、より手仕事で、特定名称酒という枠を超え、できることの全てを注いだ「自然酒のフラッグシップ」といえるようなお酒が生まれました。
―まずは、米作りから。
灌木が生えるような、長年耕作放棄地だった谷津田を蔵人たちの手で復田。
復田することで、里山の自然は豊かに再生します。
猛禽類の渡り鳥サシバやホタルといった里山の生き物が息づく山林に囲まれた環境で、雨水と山水のみを使い、かつて千葉でも育てられていた在来種の米を育てました。
―次に、酒造り。
昔ながらの道具を使い、蓋麹やもと摺り、木桶仕込み、槽搾りといった方法で、時間をかけて蔵の微生物と向き合いました。
酒造りの時は唄を唄い、楽しい気持ちを響き合わせて仕込んでいます。
蔵では微生物が幸わい、それぞれの役割を果たした菌たちが生命のバトンを次へと渡します。
―そして、製品作り。
寺田本家さんのお酒のように、一本一本に微差のあるデザインになっています。
ラベルの手漉き和紙には、寺田本家さんの木桶の材となる山武杉の皮と自家田の亀の尾の稲を漉き込み、中央は谷津田の土で作ったインクで染めました。
包装紙は、ビンを包む杉の木を模した形から、封を解くと蓮の葉のような円形に。
張りのあるクラフト紙へ丹念に折りを入れることで形造られます。
内側には「墾」ができるまでの一年の営みを二十四節気で表現。
美しい風景と生命のめぐりの中で生まれた「墾」は、寺田本家さんの旅の現在地を教えてくれます。
「墾」が、自然酒という世界をさらに拓き、新たな芽を生む種となり、次の世代に繋いでくれることを。
蔵人のみなさんの想いが皆様にとどきますように。
嬉しき・楽しき・有難き
品目:火入れ原酒
内容量:720ml(オリジナルケース入り)
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
保存方法:常温、直射日光・紫外線を避け冷暗所で保管
米の栽培方法:農薬・化学肥料不使用
酒母:千葉錦
麹米・掛米:亀の尾
精米歩合:酒母70%、麹米・掛米60%
麹菌:自家採取
酵母:無添加
アルコール分:15.5度
日本酒度:-6
酸度:2.5
アミノ酸度:1.8