五十嵐さんの手搾り柚子果汁 180ml
¥900
なら 手数料無料で 月々¥300から
冬限定!
華やかな香りと心地よい甘酸っぱさが染み入るおいしさ。
皮の苦味が入らないよう、ひとつひとつ塩梅を見極めながら手絞りしている果汁はストレートはもちろん、ドレッシングやホットドリンク、お酒に合わせてどうぞ!
毎年、米ナスやバターナッツなど美味しい野菜を届けてくれる『自然農園まほらま』五十嵐さんの暮らす群馬県南牧村。
そこで30年近く自生している古木の柚子は肥料も農薬も必要とせず、たわわに実をつけています。
樹齢が長ければ長いほど、根が長ければ長いほど、果実にはミネラルが多く含まれ、香りがぐっと豊かになるそう!10kgの柚子から僅か1Lしか搾れない、贅沢な逸品です。
内容量:180ml
原材料:柚子果汁
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今年も群馬県南牧村から、自生柚子が届きました。村の柚子の木の樹齢は20年あまり。実をつけないと思われるほどの枯木ですが、長い年月をかけて地中に伸ばした根からたくましく栄養を受け取り、今年も実をつけてくれました。
“どこから見ても空が三角“と言われるほど、山に囲まれた中山間地域にある南牧村。かつてはコンニャクイモの栽培や養蚕で栄えましたが、地形的に大量生産向けの大型機械の導入ができなかったことや、糸の価格低迷によって衰退。ならば!と、それに換わる特産品として気候風土にあった作物を育て、村おこしの一環にしようと植えられたのが柚子の苗木たちなんだとか。
その数、約2000本!数年後、柚子の木は期待に応えるかのようにたわわに実をつけ、以来多くの家庭で親しまれることに。けれど、南牧村は日本一の過疎化の村。木々と同じく植えた人々も年を重ね、手をかける人がひとり、またひとりと減って行き、ついには継ぐ人がいない状況に‥。
そして、人手を放れた柚子の木は山とともに育ち自生の道へ。その圧巻の風景は南牧村を代表するものになりましたが、果物としての味わいという意味では楽しみにくいものへと変わっていきました。そんな柚子たちに再び手をかけたのが「自然農園まほらま」の五十嵐さんたち。柚子の栽培が盛んと聞けば車中泊をしながら高知県まで車を走らせ、さまざまに果樹と向き合う人や本から学び、南牧村の柚子と自身に合う方法を掴んでいったそうです。そうして日々心を配り、適期になれば最も風味がよく果汁の多いときを見極めながら、山から山へ移動し、ひとつひとつ丁寧にハサミで収穫。
「毎年豊作でなくていい。それが自然の作り出すサイクルであり、それを感じられることに喜びを感じる。」「今年も実をつけてくれた樹々にありがとうと思いながらハサミを入れている。」
そう話す五十嵐さんに見守られた柚子の美しい香りは数ある柑橘の中でもひときわ華やかで、思わずうっとりしてしまいます。柚子の風味や水分量は、その年の雨量や日照、気温などに大きく左右されるのだそう。柚子に限らず、作物は年々の環境条件を受けて毎年違う表情を見せてくれます。後にも先にも、その年にしか味わうことのできない美味しさを楽しんでくださいね。