叶さんの黒糖
¥1,400
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奄美大島で育った自然栽培のサトウキビを手刈りして作られた叶さんの黒糖が2年ぶりの入荷。
しっとりと柔らかで、深いコクと甘みがありながら、すっきりとした後味。
力みなぎる余韻はまさに薬糖!
普段砂糖を使うところを黒糖に変えることで、コクと上品な甘みを楽しむことが出来ます。
また、サトウキビに含まれるミネラルやビタミンなどの栄養成分が凝縮されているため、昔から薬糖として島人に親しまれてきたそう。
キャンディーのようにそのまま頬張ったり、ミルクに溶かしたり、贅沢に料理、お菓子にもおすすめです
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内容量:100g(固形タイプ)
原材料:サトウキビ
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「はいはーい!」といつも陽気な口調で話してくださる叶辰郎さん。
高齢ながら快活に畑を歩く姿は元気そのもの。
仕事の合間には釣りに出たり仲間との時間を楽しんだりとリラックスした様子が印象的ですが、その仕事振りは誠実の一言に尽きます。
奄美大島南部の手付かずの自然の残る瀬戸内町にて自然栽培でサトウキビを育て、自ら純黒糖に製糖。サトウキビの他にもミコト屋の果物の中で一番の人気を誇るタンカンなどの柑橘や、野菜も栽培されています。
今でこそ、その農法を学びに訪れる人が絶えませんが、農家さんとしては実は遅咲き。
49歳のときに生死をさまよう大病を患ったことをきっかけに、「これからはやりたいことをやる!」と一念発起し、これまでのキャリアを捨てて就農したそうです。
そうして「本当に身体にいいものをつくりたい」という思いで、それまで誰もしてこなかった、自然栽培でのサトウキビ作りを本格的に始めました。
成長すると大人の背丈をゆうに超えるサトウキビ。
その収穫は、機械を用いることで虫や不純物が入らないよう、斧と鎌のみを使い手作業で行われます。
大変な肉体労働である上に、ハブに噛まれる危険とは常に隣り合わせ。
ハブは猛毒を持っており、噛まれた場合はドクターヘリが駆けつけるほど、一刻を争うのだそうです。
かくいう叶さんも搬送経験があり、救急措置を行うことができる毒を抜くための大きな注射針のような道具を常に持ち歩いていたために、命に関わることはなかったと言います。
そうした苦労ののちに製糖が行われ、しぼり汁を何度も濾して丁寧に灰汁を取ってようやく完成となります。
「美味しいのは当たり前。安心安全なものを作り続けたい。」
そう話す叶さんの黒糖は、サトウキビの持つ本来の力を最大限に生かすため、奄美の太陽のもとで手間と時間をかけて丁寧に作られています。